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3月, 2025の投稿を表示しています

魯迅『故郷』を中国の国語教科書で読む!課題にも挑戦!

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私は現在中国語教室に通っており、中国の国語の教科書に載っている文学作品を読むというレッスンを受けている。 小学校6年生の教科書で、魯迅『故郷』の一部を抜粋した文章《少年闰土》を読んだ私は、そのまま中学3年生の教科書に載っている《故乡》を読むことになった。 日中ともに中3で『故郷』を習うようだ。 魯迅『故郷』の"紫色的圆脸(紫色の丸顔)"が指すものとは? 皆様はご記憶だろうか?中学校の国語の教科書に魯迅の小説『故郷』が載っていたことを。 この作品は主人公「私」の視点で物語が進行する。 そのせいもあってか、初めてこの作品を読んだ中学生時代の私は、主人公にのみ感情移入して物語を読み、主人公の憂鬱や孤独に心を寄せていた。 閏土が主人公を「旦那さま!……」と呼んだときは突き放された気がして、主人公が気の毒で仕方なかった。 しかし今改めて読むと、この主人公はかつての親友がわざわざ自分を訪ねてきてくれたというのに、彼のみすぼらしく変わり果てた姿にショックを受け呆然とするばかりである。 閏土や楊おばさんに「デクノボー」だの「コンパス」だのとレッテルを貼り、香炉と燭台を望んだ閏土を「偶像崇拝」だと笑うあたり、主人公はナチュラルに人を見下す、なかなか嫌なヤツにも思えてくる。 近代文学あるあるな、典型的な知識人像だなーと思う。 それはさておき、中国の国語の教科書には、本文の後ろに必ず課題が付いている。 この作品の課題に以下のようなものがあった。 曾经亲密无间的一对小伙伴,现在却变得那样“隔膜”,让“我”感到“我们之间已经隔了一层可悲的厚障壁了”。这“可悲的厚障壁”是什么?你认为是什么原因造成的?同学们之间讨论。 要するに「『悲しむべき厚い壁』とは何ですか?」「その壁はなぜ生じたと思いますか?」という、日本の国語の授業でもありそうな問いだ。 私はマンツーマンレッスンを受けていて討論するクラスメートがいないため、この課題に対して自分の考えを書いてくるように、と宿題が出た。 そこで私が書いたのが、以下の文章である。   我觉得“可悲的厚障壁”是社会引起的心里隔阂。   封建社会的崩溃让“我”和闰土之间的贫富差距越来越大,闰土只好辛苦地生活。但是,“我”自认为是知识分...

【大阪市北区】BOOCHiC(ブーチック):おしゃれ空間で過ごす至福のひととき

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ずっと行きたかった中之島のカフェ「 BOOCHiC(ブーチック) 」に友人と行ってきた。 ダイビルの2階にある。 日曜日の昼間だったからか、ビル全体的に閉まっているお店が多くてひっそりしていた。 この店も営業こそしていたが、外から見た感じは営業しているのかどうか分からないくらい静かな雰囲気。 店の前にメニューボードが出ているのを確認して、友人と「開いてるやんな…?」と言いながら店内に足を踏み入れた。 ウッド調で統一された店内は、大きな窓から光が差し込んで穏やかであたたかい雰囲気。 インスタでバズったカフェだから若い女性客ばかりかと思いきや、年配の男性客の姿も。 そのせいか、思ったよりも気負わずに過ごせる空間だった。 なるほど、これも人気の理由かもしれない。 メニューを開くと、魅力的な苺スイーツが3種類。 苺とショコラのミルフィーユ 苺とショコラのプリンアラモード 苺のクランブルタルト バニラアイス添え その中から私が選んだのは、「苺とショコラのプリンアラモード」だ。 苺とショコラのプリンアラモード セット 2,200円 単品 1,800円 3月9日までの限定メニューらしい。 しばらくすると、店員さんがビジュアル最強のプリンアラモードを運んできた。 中央につやつやプリン。その周りを生クリームとチョコレートクリーム、真っ赤な苺が彩っている。 「うわあ…!」と思わず声が出る。 食べるのが惜しい。しかし、ここで躊躇してはいけない。 そっとスプーンを入れるとプリンはしっかりとした弾力を見せながらも、口に入れた瞬間すっと溶けた。 さらにプリンの下にはチョコクランチやバニラアイス、ベリームースまで。その相性が絶妙で思わず目を閉じて味わってしまう。 友人はミルフィーユを注文したのだが、彼女もまた満面の笑みでスイーツを堪能している。 私が「これ、幸せすぎひん?」と囁くと、「分かる」と頷いてくれる。 美味しいスイーツを食べながら、おしゃべりに花を咲かせる。 こんな贅沢な時間があるだろうか。 気がつけばすっかり長居してしまっていた。「また来よう」と約束して帰路についた。 お洒落なカフェというのは、ただ映えるだけではなく、そこにいる時間まで特別にしてくれるのだ。 そんなことを実感した...

トイレの水漏れ修理:原因はバルブの劣化!プロに頼んで正解だった話

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ある日、トイレに入ると床が濡れていた。 濡れているといっても、小指の先ほどの大きさの水滴が3〜4滴落ちているだけ。 なのでその時は、手洗いの際に手についた水が落ちたのだと思い、床の水滴を拭き取って終わった。 しかし、翌日トイレに入ってみると、またもや床に水滴が落ちている。 「また?」と思いよく見ると、トイレ本体と給水ホースのつなぎ目あたりに、小さな水滴がたくさんついていた。 まさかと思い水滴を拭いてみたが、数時間後にはまたつなぎ目部分がじんわりと濡れていた。 これは間違いない。 水漏れだ。 最初は結露かとも思ったが、他に濡れている箇所はない。 とりあえず水滴が落ちる箇所に雑巾を敷いて対処。 ちなみに我が家のトイレはLIXIL(リクシル)のCW-KA21という製品。 我が家は中古マンションで、購入時から設置されていた。 これまで水回りのトラブルには無縁だったので、何をすればいいのかまるで見当がつかない。 が、何度拭いても水がしみ出してくる以上、放っておくわけにもいかない。 今すぐ下の階まで漏水するような状況ではなさそうだが、そんなことになってからでは遅い。 取扱説明書の「修理を依頼する前に」というページに漏水している場合の処置が書いてあったが、そこにはストレーナーを掃除しろだの、ストレーナーの緩みを締め直せだの書いてある。 どうやら、ちょうど水滴がついている部分を「ストレーナー」というらしい。 早速ストレーナーを外して掃除してみようと思ったが、さらに取説を読むと、マイナスドライバーが必要なうえに、止水栓を閉めて給水を止めなくてはいけないことが分かった。 … めんどくせー。 だいたい、普段ストレーナーなんて触らないのに、ゴミが詰まったり緩んだりするものだろうか。 しかも、トイレの水漏れを自分で直そうとした人の体験談を読んでみると、止水栓が固くて回せなかったとか、ストレーナーを外したら戻せなくなったとか、そんなエピソードがわんさか出てきた。 … これはプロに頼るべし。 というわけで、 LIXIL公式サイト の修理申し込みページから修理を依頼した。 写真を添付することができるので、素人には説明が難しい故障箇所の状態も簡単に修理担当の人と共有することができる。 最終的には修理担当者と電話で日程...

【大阪市北区】好好麻辣湯(ハオハオマーラータン):選べるトッピング&スープで自分好みの一杯に!

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天神橋筋三丁目商店街にオープンしたばかりの麻辣湯の店「 好好麻辣湯 」に行った。 先月オープンしたばかりらしい。 麻辣湯とはその名の通り「麻辣味の湯(スープ)」。 麻辣スープに麺や野菜などが入っていて、自分で好きな具材を選んでカスタマイズできるのが特徴らしい。 ちょうど一人用火鍋みたいな感じだろうか。 近々、東京で人気の麻辣湯チェーン「七宝麻辣湯」が大阪にも出店予定とのこと。 これは麻辣湯ブーム到来の予感。 そんな流行の波に乗るべく、私は人生初・麻辣湯に挑戦してきた。 トッピング選びにワクワク 店に入ったら、まずはカウンターに置かれた大きな透明ボウルとトングを取り、冷蔵ケースから具材を選んでいく。 この投稿をInstagramで見る 好好 麻辣湯(@haohao.malatan)がシェアした投稿 白きくらげときくらげ。ぷるぷる&コリコリ食感が大好きなので、この二つは外せない。 次に刀削麺。麻辣湯といえば春雨が一般的らしいが、ここはもちもちの刀削麺を試してみることにする。 さらに、あさり、たけのこ、れんこんも追加。 きくらげに加えて、たけのこのシャキシャキ感、れんこんのホクホク感。いろいろな食感を楽しめそうで、我ながら完璧な布陣である。 具材をカウンターに持っていくと、店員さんが重さを測ってくれる。量り売り形式なのだ。 1g/4円 ※100g/400円円以上から注文可 初めてで加減が分からず控えめに具材を取ったところ、会計は840円だった。 少なすぎたかもしれない。 ちなみに支払い方法は現金もしくはPayPayのみだった。 スープは「麻辣スープ(1辛~4辛)」、「牛骨スープ」のどちらかを選ぶ。 辛いものが得意なわけではないので牛骨スープにしようか迷ったが、せっかく麻辣湯の店に来たのだからと麻辣スープを選択。 ただし、小心者なので1辛にしておいた。 麻辣湯、実食! 2階の席に案内され待つこと数分、麻辣湯が登場した。 スープはなかなかの赤さ。そして湯気の中から花椒の香りがふわり。 警戒しつつ、ひと口飲んでみると… 花椒の痺れは少しあるものの、旨味の方が勝っていて辛さはほとんど感じない! 「これなら2辛でもいけたな」と思いつつ、麻辣スープ...

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