茨木・辯天宗冥應寺でお花見!満開の桜に心が浮き立った春の一日
「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」とはよく言ったもので、毎年春になると、世の中は桜だ花見だと浮かれはじめる。
もちろん私もその一員で、桜を見ると「ああ、春ってやっぱりいいなあ」と思う単純なタイプである。
そんな私は、今年も夫と一緒にお花見に行くことになった。
今年の行き先に選んだのは茨木市にある「辯天宗冥應寺」。
読み方がいまいち分からなかったが、調べたところ「冥應寺(めいおうじ)」と読むらしい。
近年は大川沿いでお花見をすることが多かったのだが、今年はちょっと趣向を変えて穴場スポットを探してみようということで、グーグル検索と口コミを駆使してこのお寺に決定した。
当日は残念ながら曇り空。灰色がかった雲が空を覆い、日差しは遮られている。
ただ、気温は暖かく風も爽やかで、私たち夫婦は大阪モノレール「宇野辺」駅から30分ほど歩いて向かったのだが、じんわり汗ばむ体に風が心地よく吹きつけ、お花見にはちょうどいい気候だった。
冥應寺は思っていたよりずっと広く、そして静かだった。
人はそこそこいたが、屋台もないし、全体的にゆるやかな空気が流れていた。
愛犬連れのお花見客も多く、境内は当然ペット禁止だが、参道や駐車場ではしょっちゅう散歩中のワンちゃんとすれ違った。
地元の人に愛されているお花見スポットなんだろう。
そして桜はそれはもう見事だった。
淡いピンク色の桜の花が今を盛りと咲き誇っている。
みんなのんびりと桜を見上げたり、写真を撮ったりしていて、思い思いにお花見を楽しんでいた。
このお寺は水子供養で有名らしく、水子供養塔とその塔を取り囲むように彩る桜が境内でも特に目を引いた。
私たちは4月5日に行ったのだが、ちょうど満開の頃で、風が吹くたびに桜の枝がゆらゆら揺れて花びらが散っていた。
桜の木の下でレジャーシートを敷いてお弁当を食べるファミリーがたくさんいたが、花びらが彼らの上にはらはらと降って、まるで映画のワンシーンのような美しさだった。
…この記事をアップする頃には散り始めているかもしれない。
さて、境内をぐるっと一周して、だいたい30分くらい歩いただろうか。家で昼食をとってから出てきた私たちだが、桜の可憐さとは裏腹に空腹に襲われていた。
夫が「お腹空いた」とつぶやく。私も腹ペコまではいかないが、軽く食べたいな~という気分。
結局、帰り道にカフェに立ち寄ることにした。
訪れたのは冥應寺に向かう途中で見つけた「Premo(プレモ)」という店だ。
店先に美味しそうなピザの名がずらりと並んだボードが出ていて、気になっていたのだ。
薪窯で焼く本格ナポリピッツァがウリらしく、店内に足を踏み入れるとまずピザ釜が視界に飛び込んでくる。
ただし、すでにランチタイムは終了していたので、ドルチェを楽しむことにする。
お花見後で浮かれ気分の私は、席に着いたら迷わず桜のケーキを注文した。
運ばれてきたケーキは生地がほんのりピンク色で、桜の香りがふわりと漂った。
レンズ豆のあんこは初めて食べたが、甘さ控えめで上品。春気分が盛り上がった。
夫はパフェを選んでいた。
親切にもお店の人がフォークとスプーンと2本ずつ付けてくれていたので、お互い味見しながら食べた。
底の方にベリー味のアイスが隠れていて、爽やかな甘さで美味しかった。
桜を見て、ワンちゃんに癒され、ケーキを食べて。
それだけなのに、なんだかとても満ち足りた一日だった。
来年もまたどこか新しいお花見スポットを探して、夫とふらふら出かけるのもいいかもしれない。
※価格は税込表記です。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。
もちろん私もその一員で、桜を見ると「ああ、春ってやっぱりいいなあ」と思う単純なタイプである。
そんな私は、今年も夫と一緒にお花見に行くことになった。
今年の行き先に選んだのは茨木市にある「辯天宗冥應寺」。
読み方がいまいち分からなかったが、調べたところ「冥應寺(めいおうじ)」と読むらしい。
近年は大川沿いでお花見をすることが多かったのだが、今年はちょっと趣向を変えて穴場スポットを探してみようということで、グーグル検索と口コミを駆使してこのお寺に決定した。
当日は残念ながら曇り空。灰色がかった雲が空を覆い、日差しは遮られている。
ただ、気温は暖かく風も爽やかで、私たち夫婦は大阪モノレール「宇野辺」駅から30分ほど歩いて向かったのだが、じんわり汗ばむ体に風が心地よく吹きつけ、お花見にはちょうどいい気候だった。
冥應寺は思っていたよりずっと広く、そして静かだった。
人はそこそこいたが、屋台もないし、全体的にゆるやかな空気が流れていた。
愛犬連れのお花見客も多く、境内は当然ペット禁止だが、参道や駐車場ではしょっちゅう散歩中のワンちゃんとすれ違った。
地元の人に愛されているお花見スポットなんだろう。
そして桜はそれはもう見事だった。
淡いピンク色の桜の花が今を盛りと咲き誇っている。
みんなのんびりと桜を見上げたり、写真を撮ったりしていて、思い思いにお花見を楽しんでいた。
このお寺は水子供養で有名らしく、水子供養塔とその塔を取り囲むように彩る桜が境内でも特に目を引いた。
私たちは4月5日に行ったのだが、ちょうど満開の頃で、風が吹くたびに桜の枝がゆらゆら揺れて花びらが散っていた。
桜の木の下でレジャーシートを敷いてお弁当を食べるファミリーがたくさんいたが、花びらが彼らの上にはらはらと降って、まるで映画のワンシーンのような美しさだった。
…この記事をアップする頃には散り始めているかもしれない。
飛龍山冥應寺
住所:〒567-0073 大阪府茨木市西穂積町7-41
TEL:072-622−6861
https://www.bentenshu.or.jp/
さて、境内をぐるっと一周して、だいたい30分くらい歩いただろうか。家で昼食をとってから出てきた私たちだが、桜の可憐さとは裏腹に空腹に襲われていた。
夫が「お腹空いた」とつぶやく。私も腹ペコまではいかないが、軽く食べたいな~という気分。
結局、帰り道にカフェに立ち寄ることにした。
訪れたのは冥應寺に向かう途中で見つけた「Premo(プレモ)」という店だ。
店先に美味しそうなピザの名がずらりと並んだボードが出ていて、気になっていたのだ。
薪窯で焼く本格ナポリピッツァがウリらしく、店内に足を踏み入れるとまずピザ釜が視界に飛び込んでくる。
ただし、すでにランチタイムは終了していたので、ドルチェを楽しむことにする。
お花見後で浮かれ気分の私は、席に着いたら迷わず桜のケーキを注文した。
運ばれてきたケーキは生地がほんのりピンク色で、桜の香りがふわりと漂った。
レンズ豆のあんこは初めて食べたが、甘さ控えめで上品。春気分が盛り上がった。
夫はパフェを選んでいた。
親切にもお店の人がフォークとスプーンと2本ずつ付けてくれていたので、お互い味見しながら食べた。
底の方にベリー味のアイスが隠れていて、爽やかな甘さで美味しかった。
桜のケーキ レンズ豆のあんこ添え 583円
コーヒー 528円
ピスタチオと苺&ベリーのパフェ 1,485円
Pizza & Dolce Premo
住所:〒567-0035 大阪府茨木市見付山1丁目5-15
TEL:072-609-5009
営業時間:ランチ 11:30〜14:00(L.O)/カフェ 〜14:30(L.O)/ディナー 17:30〜20:00(L.O)
定休日:月・火
https://www.instagram.com/premo_pizza.dolce/
桜を見て、ワンちゃんに癒され、ケーキを食べて。
それだけなのに、なんだかとても満ち足りた一日だった。
来年もまたどこか新しいお花見スポットを探して、夫とふらふら出かけるのもいいかもしれない。
※価格は税込表記です。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください。


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